Category : 池田市

カップヌードルミュージアム 大阪池田

大阪府池田市満寿美町8-25
カップヌードルミュージアムは、インスタントラーメン発祥の地・池田市に開設された博物館(入館料無料)。阪急「池田駅」から南へ徒歩5分ほど。有料駐車場もあるので車でもアクセスできます。


館内には、お湯をかけただけで食べられる魔法のラーメンが出来た場所、創業者 安藤百福の自宅裏庭にあった研究小屋が再現されています。
安藤夫妻はNHKの朝ドラ『まんぷく』のモデルになっていたので、朝ドラファンならタイムスリップ気分。何度失敗しても発想の転換を繰り返し、やっと製品化にたどり着いたシーンが思い出されます。

発明時のエピソードや製法・歴史などが展示される中で、存在感があったのが『インスタントラーメン・トンネル』。
1958年に開発されたチキンラーメンをスタートに、現在までを800種類のパッケージが繋ぎます。年代が進むにつれ、見覚えのあるパッケージや懐かしい商品が並び、大人の方は自然と笑顔。懐かしむ声が沢山聞こえてきました。

そして、このミュージアムでの一番のお楽しみが『マイカップヌードル・ファクトリー』。
世界に一つだけのオリジナルカップヌードルを1食 500円 (税込)で作ることができます。


自販機でカップを購入し、マジックで自由にデザイン。ハンドルを回してカップに麺を入れると、4種類の中からスープを選び、12種類の具材から4つをトッピング。その組み合わせは、全部で5,460通りもあるとか。最後にシュリンク包装をしてもらい、エアバックにセットするとできあがり!
事前予約が必要ですが、チキンラーメンの手作り体験もでき、こちらは小麦粉をこねたり伸ばしたり蒸したりと本格的。お土産にひよこちゃんバンダナがもらえるそうです。

混雑具合にもよりますが、マイカップヌードルと展示見学なら滞在時間は1時間ほど。池田駅の北側に上がっていくと、『五月山動物園』や『池田城跡公園』、『小林一三記念館』などもあるので、一緒に散策するのもおすすめです。


池田市 五月山動物園

所在:池田市綾羽2丁目5−33 五月山公園内

今回は阪神間を少し飛び出し、池田まで。
『五月山動物園』は、池田市市営の動物園で、五月山の麓に広がる『五月山公園』の一角にあります。
電車では阪急宝塚線「池田駅」より北方向へ徒歩約15分。駅からはバスも運行されています。
そして、入園料は無料!

日本で2番目に小さい動物園と言われていますが、そこにいる動物は世界一!

ウォンバットのワインくん。1月に誕生日を迎え、御年33才。
『世界最高齢ウォンバット』に認定されました!人間で言えば100才をとっくに過ぎたおじいちゃん。
ずんぐりコロンっとした姿が可愛いですね。

気が向けばいつでもウォンバットに会えるので、特別に思っていなかったのですが、実は日本国内でウォンバットを飼育している動物園はたったの2カ所、『五月山動物園』と長野県の『茶臼山動物園』だけ。
しかも全6頭のうち4頭が五月山にいるんです!

ウォンバットはオーストラリアの一部に生息し、寿命は飼育下で20年程、野生下では5年程らしく…。それを聞いただけでも野生の過酷さを感じますね。
そういうワインくんも、交通事故にあったお母さんのお腹の袋から助け出されたそう。
その後、姉妹都市の池田市にやってきて30年以上を過ごしているんですね。

この日、一番活動的に動いていたのはワインくん。
年齢を感じさせない元気な足取り。きっと五月山の自然や飼育員さんたちが、ワインくんにとって快適な環境を作ってくれているんでしょうね。

もちろん園内には、ウォンバットの他にもワラビーやエミュー、ポニー、うさぎなどの小動物もいて、餌やり体験ができることも。

動物園の東側には、春になると満開の桜に囲まれる芝生広場や、ターザンロープなどの大型遊具が設置された『忍者のとりで』があるので、お弁当を持って動物園とセットで立ち寄るのもおすすめです。